空腹時血糖値が高い方についてです。

空腹時血糖値が高いというと、朝の空腹時血糖値が高いかもしくは食前血糖値が高いかのどちらかが高いのだと思います。 朝の空腹時血糖値が高い方は、「血糖値 朝 高い」の記事もご参照下さい。

空腹時血糖値 高い 空腹時血糖値
正常値 100未満
正常高値 110未満
境界型糖尿病 110~126未満
糖尿病 126以上

空腹時血糖値が高い原因は、インスリンの分泌量の減少や作用不足が主な原因です。インスリンに関するこのような問題をインスリン抵抗性と呼びます。

インスリン抵抗性は、遺伝や肥満その他の生活習慣の問題から発生し、空腹時血糖値が高い状態を続けてしまいます。

人は食事をすると必ず血糖値が高い状態となり、それを下げるためにインスリンを分泌します。しかしその時その量が少なかったり又はうまく作用しないと血糖値が高いまま継続していきます。

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空腹時血糖値が高いというのは、食後の高い血糖値が次の食事の直前まで続いた状態という事です。

継続的な高い血糖値は、ヘモグロビンA1cの悪化、つまり糖尿病へと変貌する事につながっていきます。

空腹時血糖値が高いのを防ぐには、まず食後の血糖値を高い状態にしない事が大切です。それにはやはり糖質制限食の実施という事になります。

「血糖値を上げるものは糖質のみ」・・・やはりここでもこの理論が生きてきます。食後の血糖値が低ければ、空腹時血糖値が高いという事はまずあり得ないという事です。

また空腹時血糖値が高いのを防ぐには、食後の運動も効果的です。私の場合30分のウォーキング運動で食後の高い血糖値を約50mg/dL下げる事が出来ますので、空腹時血糖値が高い方にはぜひ運動を実施して頂きたいと思います。

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