ヘモグロビンA1cの正常値は、6.2%未満と決められています。ヘモグロビンA1cが正常値の6.2%未満なら、糖尿病合併症になる確率は極めて低くなります。

ヘモグロビンA1cの推移(2012~2014)

そのためヘモグロビンA1cを正常値の6.2%未満にする事は、糖尿病にとって一番大切な目標となっています。

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正常値の6.2%未満が難しくてもヘモグロビンA1c6.9%未満は必ず達成しましょう。ヘモグロビンA1cは、1~2か月の平均血糖値を表しています。

そのため2~3日だけ食事を控えてA1cを正常値にしようとしても結果は出ません。

ヘモグロビンA1cを正常値にするには、毎日の血糖値とりわけ食後血糖値を正常値(140mg/dL未満)にする事が大切です。

ヘモグロビンA1c 正常値 空腹時血糖値 食後血糖値 ヘモグロビンA1c
正常値 100未満 140未満 6.2%未満
正常高値 110未満
境界型糖尿病 110~126未満 140~200未満 境界型
糖尿病 126以上 200以上 6.5%以上

ヘモグロビンA1cは、2012/4からのNGSP値です。

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ヘモグロビンA1c7.0%が10年続くと糖尿病合併症が発症する確率は20%だと言われています。下の表を見れば一日も早くヘモグロビンA1cを正常値にしたくなるはずです。

ヘモグロビンA1c

正常値の重要性

糖尿病合併症

発症確率

糖尿病合併症とは

・網膜症(失明)

・週4回の人工透析

・神経障害(足切り)

を指します。()は最悪

の症状です。正常値を

目指して下さい!

7%で10年経過 20%の方が発症
8%で10年経過 40%の方が発症
10%で10年経過 60%の方が発症

どうですか?すぐにでも正常値にしたくなりますよね?糖質制限食すればすぐにヘモグロビンA1cが正常値近くまで下がりますからご安心下さい。

そのためにあなたが始めなければならない事は、血糖値を下げるノウハウです。関連記事をよく読んで下さいね、応援してます。

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