カーボカウントについてです。現在カーボカウントは、食後の血糖値を管理するためのインスリン調整法として、一型糖尿病から二型糖尿病まで採用されています。

ところがカーボカウントは、糖尿病薬やインスリン注射をしていない糖尿病患者には無関係だと思われている傾向があるようです。

しかし私はカーボカウントをうまく利用して糖質制限食をすれば、糖質制限食中でも少しはカーボ(炭水化物)を食べられるようになるのでカーボカウントを利用する価値があると思っています。

糖質制限食すると、食後血糖値は上がらないので食後の運動は強制ではありません。しかし少し糖質を摂りたい時にだけ食後運動するというのを条件に、カーボカウントすれば糖質が摂れるようになります。

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例えば私の場合、ライスなら100gまでなら食後に運動すれば160mg/dlぐらいまで下がるのが分っています。

ライス100gは糖質35gぐらいです←カーボカウントした訳です。

つまり私の場合、糖質30g~40gぐらいまでなら食後運動すれば食後血糖値を180mg/dL未満に抑えられる事を知ってる訳です。

糖質制限食を実践すると、ヘモグロビンA1cが下がってきて余裕も出てきます。

そこでお時間がある時に、「糖質何g食べて(カーボカウント)⇒食後1時間からウォーキング30分⇒食後2時間の血糖値は?」といった具合に、糖質摂取量と運動後の血糖値を把握して、自分の許容範囲の糖質量を把握しておくと食生活にも幅が出てくる訳です。

カーボカウントは、糖質制限食で狭められた糖質の摂取を食後の運動と引き換えにあなたに与えてくれるものです。糖質制限食をすれば必ずヘモグロビンA1cは下がりますから、その後はうまくカーボカウントを利用しておいしい糖質を手に入れて頂きたいというのが私からの願いです。

カーボカウントの必需品はamazonでどうぞ。商品群にある「毎日の食事のカロリーガイド」は、カーボ量も記載されています。カーボカウントの脇に備えてあると便利な一冊となる事でしょう。

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