血糖値が高いと診断される方が増え続けており、血糖値が高いのは日本の国民病とまで言われるようになりました。

あなたの周りにも血糖値が高いとされる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

「血糖値が高いと健康に良くない・・・」「血糖値が高いから食事制限を・・・」とかよく耳にすると思いますが、そもそも血糖値が高いと何がいけないのでしょうか?

血糖値が高いというレベルは、下の一覧表にあるように、空腹時血糖値が100mg/dL以上~126mg/dL未満の方を指します。それ以上の方は、血糖値が高いというより既に糖尿病です。

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血糖値 高い 空腹時血糖値
正常値 100未満
正常高値 110未満
境界型糖尿病 110~126未満
糖尿病 126以上

まず血糖値が高い状態が続くと、糖尿病になる可能性が高いという事を忘れないで下さい。私も健康診断で空腹時血糖値110mg/dLで血糖値がやや高いと診断された時期がありました。

血糖値が高いとされる100~126の方の約30%は糖尿病になるという調査報告があります。血糖値が高いだけで済んでいる内に、糖尿病にならないような今後の対応が大切となるのです。

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また血糖値が高いと血圧も高い傾向があります。血糖値が高いと血液の糖濃度を薄めようとして水分を多く摂ります。その結果血流が増えて血圧が高い状態となる訳です。

更にもう一つ、血糖値が高いと中性脂肪も高い傾向があります。血糖値が高いというのは、そもそも体内機能がうまく作用しないために起こりますから、中性脂肪も高い状態になってしまうのです。

このように血糖値が高いと様々な検査指標が高い状態となり、動脈硬化を促進させて脳卒中や心筋梗塞を引き起こしてしまうのです。

血糖値が高い今だからこそ、生活習慣を見直して頂いて幸せな人生を歩んで欲しいと思います。

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