血糖値の正常値を確認いたしましょう。血糖値の正常値は、空腹時血糖値で100mg/dL未満、食後血糖値で140mg/dL未満、ヘモグロビンA1cで6.2%未満が正常値と決められています。

2,008年に空腹時血糖値の正常値は100未満と修正され、正常値をオーバーしてしまう方が急増しました。

しかし未だに血糖値の正常値を110未満とする検診も多いので、正常値だと思っている空腹時血糖値100~109の方は十分注意して下さい。この高値正常値に入る方の30%は5年以内に糖尿病へと移行する事が分っています。

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空腹時が高い方は、食後もA1cも正常値を超えてる可能性が高いです。空腹時血糖値が高いの記事へ

血糖値の正常値一覧表にしましたので現状でどの正常値が危険かご確認下さい。

血糖値 正常値 空腹時血糖値 食後血糖値 ヘモグロビンA1c
正常値 100未満 140未満 6.2%未満
正常高値 110未満
境界型糖尿病 110~126未満 140~200未満 境界型
糖尿病 126以上 200以上 6.5%以上

ヘモグロビンA1cは、2012/4からのNGSP値です。

血糖値の正常値の中で一番早く正常値へ戻せるのが、この中で食後血糖値です。糖尿病は食事をすると血糖値が上がる病気ですが、この食後血糖値は簡単に下げる事が出来るのです。

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「血糖値を下げる」の記事にありますが、「糖質だけが血糖値を上げます」のでこれを制限すれば正常値でいられるのです。つまり血糖値を上げなければ正常値のままだという事です。

「薬も運動も一切要りません」・・・どこかで聞いたキャッチフレーズですが、私の記事を実践すれば必ず血糖値を下げる事に成功するでしょう。

血糖値を上げる食品を把握してそれを避ける・・・「糖質制限食」で血糖値を正常値へと導きましょう。

食後血糖値を140未満の正常値にしていれば、いつの間にかヘモグロビンA1c(1~2か月の平均血糖値)も正常値になるのです。食後血糖値が正常値ならA1cが悪くなるはずがないのです。

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